第1弾として、9月7日（金）～9日（日）まで、ブックオフのメンバー4名で、立ち上げのお手伝いに参加いたしました。
福島県と宮城県を走る移動図書館車。黄色と白のカラーリングが可愛いこの車で巡回すれば、きっと周囲の視線を集めることでしょう。
私たちブックオフのメンバーで、図書の蔵書登録や貸し出しのためのバーコードシール貼りなど、移動図書館に積み込む図書の準備を行いました。
作業の合間に、山元町の被災地を回りました。
山元町は、宮城県の沿岸部の最南端に位置し、津波の被害で町の約40％が浸水した町です。
家が建っていた場所も、今は雑草が伸びており、震災前の山元町を知るシャンティのスタッフも「以前の姿を想像できない」というほど、何もない平地となっています。
海からすぐ近くのところにあった小学校。今でも、がれきが山のように残っていました。
震災当時、この小学校の児童と小学校に避難してきた人々は屋上に逃れ、翌日自衛隊により、全員無事に救助されました。
当時、ここでみなさんがどんな思いで一晩を過ごしたのか…。
今回の訪問では、仮設住宅にもお邪魔しまして、様々な方からお話を聞く機会がありました。
移動図書館活動が始まることをお伝えすると、
「みんなで編み物やってるから、編み物の本があると嬉しい」と言った声や、
子供達からは、「マンガ読みたい！」という声をいただき、
早く移動図書館をスタートさせなければ、とメンバー全員で、決意を新たにしました。
移動図書館活動では、住民の方が「読みたい本」をお届けするために、住民の方のリクエストをお受けしながら、必要とされる本をお届けしていきます。
ブックオフチェーン一体となって、継続的な支援を行ってまいります。
